平山郁夫ファンのあなたへ、生口島の平山郁夫美術館に行くべき3つ+αの理由

【はじめに】 

広島県尾道市にある平山郁夫美術館は、しまなみ海道に行くならぜひ寄ってほしい場所の1つ。特に平山郁夫ファンにはお勧めです。その理由を3点+αで説明します。

平山郁夫美術館外観
建物外観(投稿者撮影:2022年)

1.平山画伯の生地にある美術館だから

2.平山画伯の人物像が知れるから

3.  館長が平山画伯の弟さんだから

1. 平山画伯の生地にある美術館だから

平山郁夫美術館があるのはしまなみ海道の島の1つ生口島(広島県尾道市瀬戸田町)。平山画伯はこの島で生まれ、12歳までここで育ちました。美術館の公式サイトによると画伯は生涯を通じて「私の原点は瀬戸内の風土である」と語っていたそうです。

2. 平山画伯の人物像が知れるから

この美術館の特徴として、画業だけでなく、画家になる以前の資料を展示していることがあります。その中には子供の頃のスケッチや体験談、写真があり、平山画伯の人となりを知ることができます。

3. 館長が平山画伯の弟さんだから

また館長には平山画伯の実弟 平山助成さんが就いています。運が良ければ館長から平山画伯についてのお話を聞けるかもしれません。

+α 展示内容によっては撮影OKだから

フラッシュ禁止などの注意事項はありますが、撮影自体は原則OK。

撮影OKと条件の掲示
企画展の展示室にあったサイン(投稿者撮影:2022年)
展示内容によって撮影不可になる可能性もありますので、掲示に従ってください

+α 建築と庭も見どころだから

建物を設計したのは国技館の設計などで知られる今里隆さん。今里隆さんは平山郁夫邸も設計されて、付き合いがありました。この美術館は気に入った作品の1つなのか、著作やインタビューでも語られています。

平山郁夫美術館アプローチ
アプローチ(投稿者撮影:2022年)

建物外観
建物外観(投稿者撮影:2022年)

庭は吉田茂、田中角栄など政財界の要人の邸宅の庭を数多く設計施工した中島健さんの作品。瀬戸内海をモチーフにしたおだやかな印象の庭です。ロビーからよく見えます。

ロビーから見た庭園
ロビーから見た庭園(投稿者撮影:2022年)

【まとめ】

平山郁夫美術館は画伯の生地にあり、平山郁夫の少年時代や人物像にも触れられる唯一無二の美術館です。
しまなみ海道に行くなら平山郁夫美術館をぜひ訪れてください


基本情報

所在地: 〒722-2413 広島県尾道市瀬戸田町沢200−2
電話: 0845-27-3800
公式サイト: https://hirayama-museum.or.jp/


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